2016年08月29日

2016年秋のシギ・チドリ渡り調査

 支部が継続して行っているシギ・チドリ調査です。春の渡り調査に続き,
秋のシギ・チドリ類を調査し記録します。
 なお,全国的なシギ・チドリ調査を実施しているモニタリングサイト1000
のシギ・チドリ調査は9月18日を基準日に行われますので,支部の調査
基準日も 2016年9月18日(日)としますが,調査者の都合で基準日
に近い調査がしやすい日を選んで調査してください。調査結果は情報カード
の様式や,その他の自由な形式でお寄せください。
 広島県内の水辺や干潟で観察した8月から9月末までのシギ・チドリの記録もお寄せ
ください。送っていただいた9月末までの調査結果は短報として森の新聞で報告します。
次の調査地で一緒に調査していただける方はそれぞれの担当者に連絡してください。

(調査地,担当者)
福山市松永湾 渡辺
三原市沼田川および河口,内海
呉市広西大川,森山
東広島市,木本
広島地太田型放水路,中崎
廿日市市御手洗川他,住田
大竹市小瀬川・広島市八幡川,日比野

支部シギ・チドリ調査報告先メールアドレス hibino☆ms5.megaegg.ne.jp
      (☆は@に変換してください)
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図書館だより 2016/09/01

【購入本】
「鳥ってすごい!」
 樋口広芳著 山と渓谷社 ヤマケイ新書 230頁 2016年
 推薦文 わかりやるい書名に誘われて手に取ってみたくなりました。
200日間休まず飛び続ける鳥,日本列島を泳いで一周する鳥,滑り台を滑って
遊ぶ鳥,ずるがしこさの極みの托卵など鳥類学の第一人者が語られる鳥の
「すごさ」が満載です。著者が述べておられるように「おどろき,感動し,
楽しみながら,鳥という生きものについてよりよく知ることになるに違いない」
1冊です(この項,大田記)

「ペンギンはなぜ飛ばないのか」
 綿貫豊著 恒星社厚生閣 A5判127頁 2013年
世界には約9000種類の鳥がいるといわれていますが,そのうち「海鳥」に分類
されるのは336種で,その多くは南半球で暮らしているそうです。海と空の両方を
生活圏とするのが特徴で,著者によると,海鳥は5つの運動パターンに分類できる
そうです。その5つとは,ほどんど羽ばたかず滑空して広い範囲を移動するタイプ
(アホウドリなど),同じ翼で空中と水中を飛行するタイプ(ウミガラスなど),
翼での水中飛行に専念するタイプ(ペンギンなど,空中で翼・水中で「ひれ」を
使い分けるタイプ(ウなど),翼を使わずに足を使って水中を移動するタイプ
(ネバネウなど),本書ではそれぞれの特徴を,図表を交えて子供にもわかりやす
く解説しています。ただし,その説明は,翼の構造,飛行の戦略,進化の歴史,
直面する危機など広範囲にわたり,収れん進化など,聞きなれないけれど生物の
歴史を語る上で大切な概念も解説してくれます。
「そもそも海鳥って何?」という素朴な疑問に答えてくれる有難い入門書です。
(この項吉岡記)

【寄贈本】
「地域別鳥類文献目録ー九州・南西諸島」
  早川貞臣編集・はっこう・寄贈 A4判 205頁 2016年
  全国各地の図書館・博物館や自然系を訪ね(当館にも),鳥に関する地域
 文献目録を確認し,紹介され自費出版,すでに8冊ご寄贈いただいています。
 今回は2.331点収録。長年の活動に敬意。

「福島県鳥類目録 2016年」
 福島県日本野鳥の会連携団体連合会編集・発行・寄贈 A4判22頁
 ふくしまの野鳥(1995年)293種,その後に確認された種は,詳述し現在,自然
 分布336種(外来6種)

「岐阜県鳥類目録ー改定版2016」
 日本野鳥の会岐阜支部編集・発行・寄贈 A4板 121頁
 岐阜県の動物(1974年)種192種,20周年記念誌(1987年)257種,現在,自然分布
 310・外来5種

【上田恵介先生(日本野鳥の会副会長)寄贈本】
「きれいですごい鳥」 上田恵介監修 赤木なんこ文 パイインタ0ナショナル 20cm×23cm 35頁2014年
「オキノタユウの島で」 長谷川博著 偕成社 B6判 232頁 2015年 
「カワセミ物語 若尾親写真集」 河出書房新社 B5判 71頁 2001年
「なぞの渡りを追うーオオヒシクイの繁殖地を探して」 池内俊雄著 ポプラ社 B6判 79頁 2004年
「シラサギ 伊藤信義作品集」 山と渓谷社 A4横判 197頁 1986年
「自然楽かき帖」 馬場重義著 光文社 B6判 264頁 1977年
「この鳥を守ろう それが人の生命をまもる」 山階鳥類研究所 霞会館 A4判 285頁 1975年
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2016年07月05日

支部探鳥会、原則「雨天決行」に!

 探鳥会は、これまで雨天中止としてきましたが、5月の連絡会で「原則、
雨天決行」に決定しました。もちろん、暴風雨など、危険な日はリーダー
の判断で中止です。
 これまで、雨天中止のあと有志で歩くと、ひと気が少ないせいか意外な
珍種に出会ったり、途中で雨が止んだことも少なくない為です。また、
雨でも来てくれた人に報いたいという気持ちも・・・リーダーの皆さん、
よろしくお願いします。
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2016年06月27日

図書館だより 2016/07/01

【購入本】
「日本の野鳥 識別図鑑」中野泰敬・叶内拓哉・永井凱巳著 誠光堂新光社
 A5版 335頁2016年
 書評 鳥類図鑑の図版は絵が良いか?については,それぞれに長短があり,
使用者の好みの問題もある。撮影機材の長足の進歩とそれに伴う撮影者の急増
で,野鳥写真が質量ともに豊富に得られるようになって,最近発行される図鑑は
写真を使ったものが多いようだ。
 しかし,本格的な「識別図鑑」に関しては,本書のような全図版写真は珍しい。
少なくとも私は見たことがない。多種(本書は474種)の野鳥写真を,類似の
姿勢で,しかも影の少ない順光線撮影画像で撮りそろえることが極めて困難な
ためであろう。
 本書はその困難な条件を満足させた初めての写真図鑑ではないか?掲載された
全ての図版が見事なまでに写真に統一され,手書き図版は一枚もない。
 副題に「知りたい野鳥が早見チャートでするわかる」とあるように,類似種を
カモの仲間,タカの仲間と,ずらりと並べた巻頭の見開き38ページのチャートは,
特に圧巻で便利だ。

【寄贈本】
「山口野鳥 第47号2015」 日本野鳥の会山口県支部・編集・発行・寄贈 B5版 65頁
@野鳥写真ーカンムリウミスズメ・シロカモメ・オオヒシクイ・オオモズ・アカアシチョウゲンボウ・アカハジロ・カラフトワシ・カラシバト etc
Aマイフィールド紹介ーフィールド考,2015年緑化センターの様子 B野鳥の楽しみ方いろいろー野鳥観察
の楽しみ方,羊毛フェルトの鳥たち,野鳥俳句 ABとも広島県でのフィールドや探鳥会のことも
Bその他ー活動報告,探鳥会実施結果報告,ガン・カモ・ハクチョウ類やシギ・チドリ類の県内一斉調査
報告,鳥を食べた鳥のリスト,探鳥地案内,山口県初記録の報告など,いつもながら充実です。

【故市川昭二氏寄贈本 その3】
「中西悟堂 野鳥開眼ー真実の鞭」中西悟堂著 永田書房 B6判 277頁 1993年
「父 悟堂」小谷ハルノ著 永田書房 B6判 173頁 1985年
「オージュボン伝 野鳥を描きつづけた生涯」コンツスタンス・ルーアク著 大西直樹訳 平凡社B6判 1986年
「白鳥の父 鬼のじょんごろ伝」鎌奥哲男著 朝日新聞社 B6判 270頁 1993年
「なるほど!the アニマル 正・続」木村光生著 ひょうたん書房 B6判 300・304頁 1985年
「始祖鳥化石の謎」フレッド・ホイル,チャンドラ・ウィクラマシンジ著 加藤珪訳 地人書房 B6判 1988年
「地球環境報告」石弘之著 岩波新書 258頁 1988年
「生きていた!生きている?境界線上の動物たち」多田実著 小学館 B6判 287頁 1998年
「鳥と飛行機 どこがちがうのか」ヘンク・テネケス著 高橋健次訳 草思社 B6判 194頁 1999年
「鳥の来る日」崎川範行著 朝日新聞社 B6判 210頁 1989年
「干潟は生きている」栗原康著 岩波新書 219頁 1980年
「水鳥が戻ってきた」蓮尾洋子著 NTT出版 B6判 208頁 1990年
「孤島の生物たちーガラパゴスと小笠原」小野幹雄著 岩波新書 239頁 1994年
「小笠原をゆく 東京都ガラパゴス」飯田辰彦著 NTT出版 B6判 210頁 1996年

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春のシギ・チドリ渡り調査結果報告(速報)

 調査に参加いただいた方々ありがとうございました。
 下記データ以外のデータを手元にお持ちの方は事務所または担当まで
お寄せください。
 報告があった記録をそのまま記載しています。
 そのためすべてが公式記録となるものではありません。

<一斉調査日:2016年4月29日(昭和の日)前後の記録>
県内合計,( )は調査日以外・外数(2/14〜5/24)
タマシギ5(4),コチドリ33(17),シロチドリ16,ムナグロ10,
ダイゼン6,ケリ95(79),タゲリ0(7),キョウジョシギ2,
トウネン1,オジロトウネン1,ウズラシギ5,ハマシギ359,
サルハマシギ2,エリマキシギ2,コアオアシシギ1,アオアシシギ9,
クサシギ15(11),RKヴアイフィ18(6),キアシシギ70,
イソシギ42(1),ソリハシシギ71,チュシャクシギ202,
タシギ9(23),ハリオシギ(1),セイタカシギ1


 
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2016年05月01日

2016年中四国ブロック交流会高知のお誘い

第19回日本野鳥の会中四国ブロック交流会が高知県で開かれます。
今回も一人ではなかなか出向くことがない場所での開催です。
自然エネルギー活用に関心がある方、中四国の探鳥地に関心が有り
各県の会員と交流を図りたい方にお薦めです。
支部で申込みをしますので、5月8日(日)までに支部担当まで連絡を
お願いします。 支部担当 日比野
メール:hibino@ms5.megaegg.ne.jp

以下高知支部からの情報です。
日 時 5月28日(土)〜29(日)
場 所 津野町芳生野 高原ふれあいの家「天狗荘」
〒785-0504 高知県高岡郡津野町芳生野乙4921-22 TEL0889-62-3188
集 合 5月28日(土)14:00(受付は、13:30から)
参加費 10,000円(1泊2食付)

【日 程】
5月28日(土)
14:00 開会
14:10 「風力発電及び太陽光発電に関する情報交換会」
   各支部からの近況及び現状報告(各支部5〜10分程度)
   本部自然保護室・浦氏による国内外の現状報告
16:10 支部代表者会議
17:30 懇親会 2次会で高知支部恒例のたこ焼き登場か

29日(日)
04:00 探鳥会(10分ほど歩いて大規模林道に移動)
07:00 朝食、 08:30 記念撮影、解散
(解散後の観察ポイントは、資料配布あり)
※1 標高が1400mほどあります。平地とは8℃ほどの気温差があり、
夜間早朝は冷え込みますので、防寒着等の準備必要。
※2 日の出前に歩いて移動しますので、ヘッドランプ、ハンディラ
イト等を持参のこと
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2016年03月01日

全国鳥類繁殖分布調査 〜見るから調べるへ,調査員に応募しよう〜

 森の新聞202号(2016.1,2月号)P15の―調査員に応募しよう―ご覧いた
だいたでしょうか?改めてこの調査について補足とお願いをします。
 全国的な鳥類の繁殖状況を把握する、環境省による「全国鳥類繁殖分布
調査」が過去2回、1970年代と1990年代に行なわれました。最初の1970年
代の調査は初代支部長の中林氏をはじめ県内各地の多くの担当者が連絡を
取り合い、結果として1981年の広島県支部の発足に繋がりました。
 近年はシカの増加や気候変動などにより全国的に環境が大きく変化しつ
つあります。幸いなことに県内では他県ほど極端な変化にまで至っていな
いと思われますが現時点で、鳥類の分布状況を把握しておく意義は大きい
ものと考えられます。
 今回の調査は、日本野鳥の会、バードリサーチ、日本自然保護協会、山
階鳥類研究所、日本鳥類標識協会の5団体と環境省生物多様性センターの
共同事業として実施されます。この調査の協力団体に、日本野鳥の会広島
県支部も加わりました。インターネットを活用した調査で、調査の詳しい
情報はインターネットで入手できます。
 →http://www.bird-atlas.jp/index.html
 すでに、調査協力者の募集がウエブ上で始まっています。(2015年度)
調査期間は2016年〜2020年の5年間です。2016年から2020年のあいだの4月
から8月の繁殖時期間中に、以前の2回の調査と同じコースを1回調査しま
す。約3kmの調査コースを約1〜2時間かけて歩き、調査コースの左右50m
の範囲内およびそれより遠くで確認された種と数、繁殖の可能性について
記録します。さらに調査コース内に2点設定された定点で各30分間の定点
調査も行います。
 識別力を身に付けようとされる方も自信がある方も、この機会に調査員
になるため、調査員情報をまず登録ください。具体的な調査のための援助
や不明事項は支部担当(日比野、福本)が対応していく予定です。
参考:http://www.bird-atlas.jp/031chugoku.html 現時点で調査員が決
定している県内調査地の情報が判ります。(赤:未決定、青:決定)特に
未決定地点近くにお住まいの方はぜひ、応募をお願いいたします。(日比野)

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2016年春のシギ・チドリ渡り調査

今年も広島県に残された貴重な干潟や水田・沼沢地で近年めっきり観察
される数が減少しているシギ・チドリ類を調べます。

一斉調査日
2016年4月29日(昭和の日・金)
あるいはこの前後で調査者の都合の良い日とします。

例年実施している表の調査地で一緒に調査していただける方は調査地の
担当者まで連絡をお願いします。またこの他の県内で調査された場合も調
査結果をお寄せください。
 春のゴールデンウィークに支部では松永湾5月1日(日),八幡川4月29日
(祝・金)、5月5日(祝・木)の2回合計3回のシギ・チドリを観察する探鳥会
を予定しています。

 調査結果の締切:5月末までにお寄せいただいた結果は森の新聞に掲載
します。調査結果は情報カード、記録用紙(自由形式で可)、メール等で担当
までお送りください。春の渡り期間中に調査された結果もお送りください。
一緒に報告します。

シギ・チドリ調査担当: 日比野
メールアドレス hibino@☆ms5.megaegg.ne.jp
(☆は@に変換してください)

posted by エナガ at 14:59| Comment(0) | 調査関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

中四国ブロック会 〜2016年度第1報〜

 今年度は5月28〜29日に高知県担当で「天狗高原」を会場に開催
されることが決まりました。詳細は未定です。通知があり次第,ML
および次号でお知らせする予定です。参加希望の方は5月28〜29日
を空けておいてください。
posted by エナガ at 14:58| Comment(0) | ■告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年広島県ガン・カモ・ハクチョウ類調査結果速報

ガンカモ調査担当 日比野政彦
環境省・広島県が行うガンカモ調査のうち日本野鳥の会広島県支部が
担当した調査の結果速報です。県内5万分の1の地形図ごとの報告数で
250、代表調査員42名ならびに多くの協力調査員の力で、所定の調査
期間中に調査を終えることができました。ありがとうございました。

■今年度調査の概要
調査期間:2016年1月3日(日)〜17日(日)14日間
調査地:2015年の調査地点の継続と県北を中心に昨年まで広島県が
調査していた調査地を支部が新たに調査した。報告数(2万5千分の
1地図)で昨年の231から250に増加した。
調査者:代表調査員42名、野鳥の会会員並びに非会員協力調査員
調査対象種:ガン・カモ・ハクチョウ類、ウ類、カイツブリ類、バン類等

■調査結果
今年の支部担当調査地点の合計数は34,588羽であった。調査地点数の
増加8.7%に比べ22%増加した。その理由は昨年と比べおよそ倍の数が
観察されスズガモが、芦田川約3,000羽、松永湾2,000羽と観察されたこ
とによる影響が多きい。観察数が増加したのはオシドリ、ヨシガモ、
ハシビロガモ、ホシハジロ、スズガモであった。一方コガモは減少した。
珍しいカモではビロードキンクロが八幡川で観察された。
カワウについては本調査の個体数2,299羽は昨年の2,620羽から減少した。
一方、支部が行った広島県委託調査の夕方にねぐらに入る数を調査した
H25.12月の県内総数は3,739羽であり(H24.12月3,495)、ねぐらで調査
した総数は昨年より増加したが、昼の時間帯に調査したガンカモ調査
では減少した結果となった。

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