平成26(2014)年1 月26 日(日)、広島市中央公民館(広島市中区西白島町)
を会場として、28 名の参加のもと、楽しい半日を過ごしました。
■総会開会宣言(司会進行;井町)→支部長挨拶(福本)→議長(日比野)、書記(中
崎)選出の後、平成25 年度活動・会計報告(光本、倉岡)→会計監査報告(今橋)
→平成26 年度活動計画・予算案説明、26 年度役員紹介(福本、倉岡)があり、
いずれも提案通り拍手で承認されました。
なお、新役員として、上野さん(県北部地区担当)と大西さん(普及活動)のお
二方に加わっていただいたのは、心強い限りです。
■講演今年は会員であり、広島県県民環境局自然環境課職員でもある藤井猛さんに、
「広島県の野生動物に関する取り組みについて」と題してご講演いただきました。
広島県が推進している生物多様性広島戦略や野生動物保全、管理に関する法律など、
本来難しくて取りつきにくいと思われるテーマですが、持ち前のユーモアあふれる話
術と豊富な図表を用いて、実にわかりやすく楽しくお話しくださり、予定の90分が
あっという間に過ぎ去った感じでした。
講演終了後の質問も多くて盛り上がりました。 ご多忙中を懇親会、二次会までお付
き合いいただいた藤井さんに深謝いたします。
■興和光学展示ブース設置今年は新しい試みとして、興和光学大阪営業課による新製品展示、即売ブースを設置
しました。
スコープ、双眼鏡等の実物の説明を受けながら、破格の「△△割引」(数字を書けな
いのが残念!)で購入もでき、総会のわずかな空き時間にもかかわらず、売れ行き好
調のようでした。
なお、福本の手違いで、総会予告(190号)に、ブース設置の件を書き漏らしてしまい
ました。会員及び興和光学様に深くお詫びいたします。
■懇親会(茶話会)、オークション、二次会(懇親会夜の部)記念写真撮影後、例年通り盛大に進行しました。茶話会は会員からの差し入れが
相変わらず多く、大量に残ったお菓子類は女性陣中心に有効活用してい ただき
ました。
今年のオークションの目玉は、興和光学さんから提供いただいた双眼鏡新品1台
と、当日のハプニング出品として、「同社製品2点を驚天動地の××割 引(数字が
書けないのが「はぐい〜!!!」)で購入できる権利券」でした。
いずれも高値で競り落とされ、売り上げに大きく貢献し、総売り上げは26600円で
した。
なお、購入権を競り落としたKさんは、最新型スコープと接眼レンズセットを購入
されたとか。割引額は?万円にも上り、落札額の10倍以上? 満面の笑みでした。
二次会は井町さんのお世話で、昨年同様紙屋町の居酒屋「お魚工房」へ。鍋をつ
つき美味しいお料理に舌鼓。alcoholも少々入って賑やかに支部 の将来に思いを
はせた後、更に有志で某ソバ専門店に移動し、夜の更けるのも忘れて楽しいひと
時を過ごしました。
最後に、受け付け、会場準備、懇親会準備、オークション出品、売り上げ金会計
などでご協力いただいた多くの皆様、そして何より、ブース展示とオークション
出品で総会を盛り上げていただいた、興和光学株式会社の課長さんに心からの感
謝と、来年の再出店のお願いを申し上げます。
なお、例年の三篠公民館の予約が取れなかった為、今年初めて中央公民館で開催
しましたが、すぐ近くに大きなスーパーマーケットがあって、懇親会(茶話会)
の買い物や駐車にも便利でした。
総会議決事項 報告(抜粋)
第1号議案 平成25(2013)年度 活動報告・決算報告の件1、活動報告@総務関係1. 庶務・会計・会員管理など、県支部としての定例業務を行った。
2. 平成25年度末の会員数は389 名。(年間新規加入者 11名、H24年度末会員数
417名)
3. 会員数の維持・増加のため、支部事務所入り口に入会パンフレットなどを設
置し配布した。
4. 平成25年1月13日に、平成25年度支部総会を、三篠公民館にて開催し、 当
日、49名の参加者を得た。
5. 総会に併せて、財団本部安西英明理事(主任研究員)による講演会(屋外観
察会含む)を開催した。演題は「誰でも、どこでも、探鳥会リーダーができるノ
ウハウ教えます」。講演会途中に屋外に出て、三篠神社などで自然解説の実演を
していただいた。翌日の八幡川探鳥会にも指導をいただいた。
6. 毎月第一土曜日に役員による連絡会を定例開催し、支部運営の充実を図った。
H25年度は12回開催し、延べ 97名が参加した。
7. ホームページの維持管理・更新を行い、支部活動の紹介や行事案内を実施した。
8. 社会福祉法人広島県社会福祉協議会に賛助会員として登録し、9月に実施され
た清掃探鳥会では、ボランティア行事保険に加入した。
9. 貸出用双眼鏡18台を清掃探鳥会を機に購入し、探鳥会などで活用した。
10. 日本野鳥の会連携団体全国総会・中四国ブロック会に代表者を派遣した。
(全国総会、福本支部長1名 中四国ブロック会 支部長以下、会員 8名)
A事業関係(保護活動・調査活動・普及活動・編集・記録ほか)<保護・調査>
1. 鳥類保護・自然保護に関して、広島県など行政との交渉や意見交換を行った。
・広島港五日市地区人工干潟造成検討会委員(福本 日比野)
・支部からの推薦で3名の鳥獣保護員任命(日比野・渡辺・新宅)
2. 野鳥情報の収集を行い、鳥類保護の基礎資料とした。
3. 4月・9月の2度、広島県下の「シギチドリ類生息数調査を実施した。 (調査
ポイント 10か所調査参加者数 8名+探鳥会参加者)
4. 1月に、広島県と協調して「県下一斉、ガン・カモ類生息数調査」を実施し
た。(県支部担当の調査地点数 212箇所・ 調査参加者数42 名)
5. 中国新聞の取材に応じ、雛を拾わないでキャンペーンの広報を行った。5月19
日掲載
6. 広島県からの依頼を受けて、7月より「カワウ塒・コロニー調査」の予備的
調査を実施し、会員6名
から10件の情報がもたらされた。
7. カワウに並行してサギ類のコロニー調査も実施し、会員5名から6件の情報
がもたらされた。
8. 広島県が開催したカワウ対策協議会に、支部を代表して参加した。(福本、
日比野)また、同日開催されたカワウ対策の講演会に参加した。(福本、日比野、
才峠、大西)
9. 全労災地域貢献事業助成金を得て、9月16日に八幡川人工干潟清掃探鳥会
を実施した。
10. 野鳥衝突防止ステッカー「タカ丸くん V 」、「ひろしま野鳥図鑑」を販売
した。( タカ丸くん販売数21枚 図鑑販売数 4 冊 )タカ丸くんVは残部が9枚と
なり、販売を停止した。
<普及活動>
1、県内各地で探鳥会・BW初級講座を、年間 52回 開催した。
(参加者数 816名 内非会員 278名)
2、三篠公民館公民館からの依頼を受け、みささ太田川アイクラブ(小学生野鳥
観察会)に指導者を
派遣した。(大西、今橋、今橋、才峠、迫田、倉岡、高橋)
3、府中北小の3年生総合学習に協力し、校内での観察会に指導者を派遣した。
(大西、今橋泉、福本、井町)
4、NHK広島放送局「ひろもり」の番組取材に協力し、放映された。(福本、
大西、倉岡)
5、横浜ゴム尾道工場の探鳥会指導に指導者を派遣した。(渡辺)
6、牛田中学校の放送部の取材に応じ、カラスについての解説をおこなった。
<編集 その他>
1、会報「森の新聞」を年間 6 回発行し、内 24名にPDFによる配信を実施した。
2、PDF配信においては、正規紙面のほかに「おまけ」のページを作成し配信した。
3、「年報」を発行することができなかった。
B図書館関係1、土曜日・日曜日の14:00〜18:00の間、野鳥図書館を開館し、一般への開
放、支部会員への貸し出しを実施した。(平成25年 3月からは 14:00〜
17:00に変更した)
2、野鳥図書館の蔵書・CD・DVD・ビデオなどを管理し、会員への貸し出しを行った。
(開館日数 89日、当番担当者16名、延べ利用者数 38人、貸出総数 91冊 )
3、新刊書購入( 11 冊)、寄贈図書( 35 冊)、本部・支部からの報告書・会
報を受領した。
4、蔵書のコンピュータ管理を実施した。(H25年度末蔵書数 3684 冊)
5、支部が発行した印刷物の恒久的な保存と、事務所内における管理を行った。
6、支部事務所・図書館利用の促進のため、当番担当者の協力を仰ぎ、 3月より
23回の「お話し会」を企画・実施した。
第2号議案 平成26(2014)年度 活動計画案・予算案の件1、支部役員構成
1、支部役員構成<省略>
2、活動計画
@総務関係 <省略>
A事業関係(保護活動・調査活動・普及活動・編集・記録ほか)
1. 鳥類保護・自然保護に関して、広島県など行政との交渉や意見交換を行う。
2. 野鳥情報の収集を行い、鳥類保護の基礎資料とする。
3. 4月・9月に、広島県下の「シギチドリ類生息数調査を実施する。
4. 1月に、広島県と協調して「県下一斉、ガン・カモ類生息数調査」を実施する。
5. 日本野鳥の会連携団体全国総会・中四国ブロック会に代表者を派遣する。
6. 「ひろしま野鳥図鑑」を販売する。
7. 県内各地で探鳥会を開催する。
8. 会報「森の新聞」を年間 6回発行し、PDFによる配信も実施する。
9. 平成22・23・24・25年度の「年報」を、合併号として作成する。
B図書館関係<省略>