2019年10月17日

図書館だより 2019/11/01

【購入本】
「鳥と人間の文化誌 2019年4月」

 奥野卓司著 筑摩書房 A5判 154頁 会員からのリクエスト。 文化人類学者・
 情報人類学・人間動物関係学者かつ山科鳥類研究所長の著者、読み応えのある本です。
  第1章 「花鳥風月」は、日本文化か。 ゲノム解析で明らかになった鳥の起源、
     日本へのニワトリの道
  第2章 若沖と鶴停の「博物画」の皮膜 鶴のイメージと実態の格差、コウノトリ
     はなぜ混同されたか
  第3章 江戸期の「国際的」な博物学 「鎖国」という虚構、「生類憐みの令」は、なかった
  第4章 鳥を使う文化ーアビ漁、鷹狩、鵜飼 「占い」に使われた鳥の神秘性、変容
     した「鷹狩」
  第5章 現代における鳥と人間の関係 人間本位の「害鳥」と「益鳥」の区分、
     鳥インフルエンザ感染の犯人
  第6章 鳥と人工知能の未来学 鳥に近づく情報技術、現実化された鳥のテクノロジー

【寄贈本】
「旅をする木」

 星野道夫著 文芸春秋社 文庫本 241頁 1994年 日比野政彦氏寄贈
 アラスカを拠点に18年、撮影・執筆活動をし、1996年8月、ロシア、カムチャツカ半島
 クルリ湖畔・ヒグマの事故で急逝(43歳)する迄、多くの素晴らしい写真と著書を残し
 ています。イスカのこぼしたトウヒの種。やがて大樹となったトウヒの一生を通じ、自然
 の大きなサイクルを感じさせられます。33編のエッセイは、アラスカに住む人々・動植
 物・そして厳しくも美しい大自然に魅せられた著者の、熱い眼差しがいっぱいです。
 没後:「旅をする木」に「一」を加えた「旅をする本」は数多くのバックパッカーに読み
 継がれ、時に探検家の「お守り」となり、既に地球を2周する旅を続けています。(西村
 澄子、旅をする本は江津市の今井美術館 検索)
「森の宝石ブッポウソウ この輝きを次世代に! Save The Forest Jewel ブッポウソウ保護
 フォーラム 2019 in 吉備中央中(岡山県)」

 日本野鳥の会岡山県支部編著 A4判 132頁 2019年7月14日 本部寄贈
 豊富な写真、図表に加えた詳細な報告内容を紹介するのは難しく、目次の羅列でお許しく
 ださい。(一部省略)
 発表内容:仲村昇・黒田聖子・楠ゆずは・合田延寿
 中国・四国各県における保護活動状況:広島県内・鳥取県内・島根県内・愛媛県内・
 徳島県内・高知県内・岡山県内
 岡山県内の保護活動状況:昭和期の記録・吉備中央町内・新見市内・高梁市内・美咲町内
 全国の保護活動状況:新潟県内・長野県内・山梨県内・静岡県内・愛知県内・東京都内・  
  宮崎県内・福岡県内 
 ブッポウソウ観察ルート図と観察の注意事項、円城寺と吉備中央町のブッポウソウ他。
「比婆科学 266 2019年8月」
 比婆科学振興会編集・発行・寄贈 B5版 71頁 鳥関係のみ紹介します。
 報文:広島県北の落鳥(2000-2018)古川義雄 庄原市・三次市で建物のガラスの衝突死
 や交通事故死して報告者に届けられたり、直接発見した落鳥は、9目27科202個体に及ぶ。
 仮剥製して保管中。落命した鳥それぞれに丁重に調査・記録し、全体のまとめも綿密です。
 多い順にスズメ・シロハラ・トラツグミ・メジロ・落鳥ではノゴマ・シマゴマ・シマノジコ。
 短報・クマタカによるアオサギのハンティング 藤野徹 2019年2月 三次市。

posted by エナガ at 10:17| Comment(0) | 図書館だより | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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