2010年07月19日

八幡川だよりP

  八幡川河口「人工干潟清掃探鳥会」のご報告

 7月19日の「海の日」に、「人工干潟における人と野鳥の共生を考える」をテーマに、八幡川河口の人工干潟で清掃探鳥会を実施しました。

 気温35度を超える猛暑にもかかわらず、地元の小学生も含めて78名が参加しました。
 北側の護岸から盛土Dまでを、6つのグループに分かれて約2時間かけて清掃しました。干潟には、前日までの大雨で大量のゴミが漂着しており、集めたゴミは、土のう用の1立方メートルの大きな袋12個、その他、いかだに使われる大きな発泡スチロールが15個あまり。広島港湾振興事務所の全面的な協力が得られ、ゴミは堤防上からクレーンで吊りあげて回収しました。
     
 清掃活動のあと、希望者を対象に埋立地内で探鳥会を行いました。今回のイベントは、野鳥に与える影響を考慮して、あえて野鳥の少ない時期に実施しましたが、カイツブリやオオヨシキリなど約30種の野鳥を観察することができました。

 当日は中国新聞社と広島ホームテレビの取材があり、当日の様子は、夕方のニュースや翌朝の新聞で報道されました。
 
 多くの人に参加していただき、人工干潟における「人と野鳥の共生」を、地元へも広くアピールすることができました。


■関連新聞記事

中国新聞に、清掃探鳥会に参加した論説委員によるコラムが掲載されたので、紹介します。

1994年、名古屋市は、ゴミ処分場を建設するために藤前干潟を埋め立て、代替として人工干潟を造成する計画を立て、環境アセスメントを実施しました。
藤前干潟の保全運動が高まり、名古屋市長が「ゴミ非常事態宣言」を出して、埋立計画を撤回したのが1999年。八幡川河口の人工干潟は造成工事が終わって9年が経過し、地盤の沈下や土砂の流出のために、大きなダメージを受けていました。
2001年から八幡川河口人工干潟の第U期造成工事が始まり、昨年末、工事が完了しました。現在、地盤沈下や土砂の流出は緩やかになり、ベントス(底生生物)も順調に回復しています。あとは長い年月をかけて、自然が干潟を作り変えてくれることでしょう。失われた自然は元には戻りませんが、現在の良好な環境を少しでも将来に残すことが私の願いです。
posted by エナガ at 00:00| Comment(0) | 八幡川だより | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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